
BOW 18th「マクベス~平将門の乱~」
【日程】2025年11月6日(木)〜10日(月)
【劇場】両国 シアターX
作 :ウィリアム・シェイクスピア 、異訳 BOW
演出:桒原秀一、演出補・殺陣 南武杏輔
【料金】
全席ブロック別自由席 ※
一般 6,500円 / U-18 2,000円( 各回5席限定 )《精算方法》
・事前振込
ご予約日より10日以内に指定口座へお振込みください。
恐れ入りますが別途振込手数料がかかる際はお客様のご負担となります。予めご了承ください。
11月6日(木) 19:00 A
11月7日(金) 14:00 A / 19:00 B
11月8日(土) 14:00 B / 19:00 A
11月9日(日) 13:00 A / 18:00 B
11月10日(月) 13:00 B
【あらすじ】
協賛:大塚製薬株式会時は平安中期。戦乱が続き、朝廷の支配力が衰え始めた関東の地に、将門という勇猛な武士が
いた。ある戦での勝利を祝う帰路、将門は謎めいた三人の陰陽師に出会い、「汝、いずれこの国
を統べるであろう」と予言される。不気味な言葉に心を乱された将門は、妻とともにその予言
の実現を夢想し始める。野心に火が灯った将門は、忠義を誓っていた主君・平貞盛を謀殺し、
自ら関東の覇者として名乗りを上げる。
しかし、覇権を手にした将門の心は平穏を得ることはなかった。己の行為を正当化しようとす
るたびに、討った者たちの幽霊が彼の前に現れる。日本的な幽玄の世界が舞台を包み、白装束
の亡霊たちが夜ごとに現れては将門の心を蝕む。妻はますます野心をあおり、政敵を殺し、疑
心と狂気の渦へと夫を導いていく。
やがて、将門は忠実な部下さえも疑い、粛清を繰り返す。政敵・藤原秀郷との対立は決定的と
なり、関東の民の支持も失われてゆく。三人の陰陽師の予言は再び将門の前に現れ、曖昧な言
葉でさらなる運命を告げるが、それは破滅への序章だった。
ついに将門は、討伐軍に包囲される。追い詰められた彼の前に、死んだはずの者たちの幽霊が
集い、嘲るようにその最期を見届ける。恐怖と狂気に満ちた将門は、かつて信じた予言の矛盾
に気づくも時すでに遅く、壮絶な最期を遂げる。
シェイクスピアの悲劇『マクベス』が、日本の反逆の英雄・平将門の運命と重ねられ、陰陽道と幽
玄の美学を織り交ぜた幻想的な舞台として蘇る。人の野望、罪、そして報いを、日本独自のホ
ラー表現で描き出す新たな解釈である。
【出演】
庄田侑右
栗原茂、青柳果林、香宮夜らん、山本大喜、見城裕太、神野千愛、大窪花音、出口誠也、宮部素直、海翼、丹羽俊輔、新田大輝、的場丈、ひだか、龍楓恋、川端心太朗、岩崎碧、矢野加奈、岡田繭、
【A】入倉慶志郎、政宗、有賀太朗、小林諒大、藤沢羽流、
【B】湊ひな、南武杏輔、田中順也、己柳津流互、岡田頼明、横山めぐみ、ながはらちひろ
【スタッフ】
美術 小島沙月
音楽 印南俊太朗
照明 関定己
音響 今西工
衣装 Yomu
舞台監督 木之枝棒太郎・桒原秀一
制作 堀江まどか、瑞生彩夏
